教習所で免許を取得しよう

教習所で免許を取得しよう

自動車学校を登校拒否した私の体験談

私は、大学在学中に普通自動車免許を取得するために自動車学校に通っていました。
教習所の場所は戸塚駅から徒歩で行かれる場所でした。
自宅には自動車も無く、家族に運転免許所有者も居なくて車のことは全く分からない状態でした。
私は、回数が決まっているコースを丸井で申し込みしました。
運転の講習は、自分の予定が可能な時間に空いている教官の名前のところに札を貼るようなシステムでした。
人気のある教官は、ほとんど埋まっていていて空いている教官で毎回違う教官に習わないとなりませんでした。
コースややり方によっては、同じ教官の講習を受けることが出来たようでしたが、良く分からないで入学したので、毎回余っている時間の講習でした。
ほとんど知識も無くて、運転の技術も無いので教習は一つの科目、例えば「縦列駐車」等も何時間もオーバーしていました。
中々進まないし、難しくて免許は無理かなと思って私は自動車学校を登校拒否してしまいました。
その自動車学校は、遠い昔に母も通って最初の数回で辞めてしまったので、母も私には無理強いはしませんでした。
自動車学校は入学してから、期間内に免許を取得しないと今まで受けた講習も無駄になってしまいます。
ある日、その自動車学校から電話が有り、教官の上官から呼び出されました。
期限か迫っていて、途中まで教習受けたのに、このままだともったいないと言われました。
私は、いつも違う教官ばかりで、優しくてわかりやすい人気の教官の講習は一度も受けられなかったし、自宅にも自動車の運転を出来る人がいないから困っている胸の内を打ち明けました。
もう少し頑張れば必ず取得出来るからと励まされて、それから特殊に設けられたレギュラーの教官外の講習を夕方以降に受ける事になりました。私は、その上官が教習所でした。
レギュラーの講習だと、車もコースの近くに置いて有りますが、私は余っている車を置場から出しての講習でした。
上官の講習は、最初はスパルタかなとも思ったのですが、失敗しても表情変える事も有りませんでした。
一般道の講習で、私の苦手な事も全て理解されて、良いアドバイスというよりは、まずはどんどん運転する事だと感じました。
上官の講習を受けているうちに、段々運転の恐怖が無くなって来たのです。
劣等生な私が、全ての講習もクリアして試験も合格点を貰う事が出来ました。
筆記試験も二俣川で合格して、見事に普通自動車の免許を手にしました。
送迎バスの運転をしている方も、卒業出来るか心配してくれましたが、無事に免許が取れて本当に
喜んでくれました。諦め無いで通って良かったと思っています。