クランクとS字カーブが苦手
みなさんは教習所での思い出はありますか？郊外に住んでいると、公共交通機関の不便さから、自動車の免許を取ることが必要になってきますよね。私の地元もまさにそうでした。バスは１時間に１本、電車も多くて１時間に４本程度の地域だったので、ほとんどの人は１８歳になったら免許をとりに教習所へ通います。
私はちょっと出遅れたのですが、１９歳の時に自動車の免許を取るため教習所へ通いました。時期が少し他の人たちより遅かったこともあってか、あまり知り合いに会わなくてほっとしたのを覚えています。
もともと勉強するのが好きな私は、教習所での勉強においても一生懸命取り組むことができ、比較的優等生だったと思います。教えてくれた教官もとてもいい方で、おもしろい話しを交えながら教えてくれたので苦にはなりませんでした。
教習所での痛い思い出もあります。仮免許を取得して、実際に教習所内で運転の練習をしていたときのことです。私はクランクやS字カーブがとても苦手だったので、いつも運転する時には緊張していました。ある時、このクランクで練習していたら、うまくハンドル操作ができずに車が乗り上げてしまいました。
教官は冷静に教えてくれたのですが、私の方がすごくテンパってしまって、いくらハンドルを切り返してもなかなかそのクランクから抜け出すことができませんでした。結局５分くらいかかってようやく抜け出せたのですが、教官もだんだん機嫌が悪くなり、私は赤面で本当に恥ずかしかったです。
今となっては笑える思い出ですけれど。