教習所で免許を取得しよう

教習所で免許を取得しよう

うっかり自動車免許を失効

私は20歳の大学生のとき、一度自動車の教習所に通い、自動車免許を取得しました。そして、その後、社会人となってから、通勤や業務で社用車を使う機会が多くなり、また自家用車も購入して、車は、私にとってなくてはならない、まさに生活の一部となっていました。

ところが、その後、転職を経て、今度は生活が一変し、車を全く使わない生活が暫く続いた結果、うっかり自動車免許を失効してしまい、そのことに気が付いたときには、既に後の祭りで、なくなく、改めて、教習所に通い直して、再度自動車免許を取得しました。

つまり、私は、同じ免許を取得するため、2回の教習所に通ったことになるのですが、初回に免許を取得してから早10年以上が経過し、改めて教習所に通った結果、随分と教習所の雰囲気というものも変わったものだと考えさせられました。

何より、一番印象的だったのは、教習所の教官の生徒に対する教え方の違いでした。以前は、学校の先生か、あるいはそれ以上に上から目線で、いかにも教えてやっているといった雰囲気がプンプンしていたのですが、2回目に教習所に通ったときは、生徒は大事なお客様という感じで、下にも置かない扱いをされたのには驚かされました。

もちろん、これには理由や背景のあることで、車を利用しない人が増え、また少子化の影響もあって、教習所に通う絶対数が減り、経営も恐らく随分苦しくなっているのだろうと推察されました。

いずれにしても、2回も教習所に通う体験というのは、誰もそもそも望んでいませんので、私にとっては、懐の痛いところではありましたが、なかなか得難い体験をさせてもらったとも言え、考えさせられることも多かったです。